あ
アルカンタラ
エピの内側によく使われているスエードのような肌触りのいい素材です。天然素材ではなく人工で、もともとは車のシート用に開発されたものです。髪の毛の約100分の1の細さの繊維を天然スエードと同じ構造状態に縮める方法によって生成されています。シワになりにくい、虫がつかない等の長所があり、染色しやすいという利点を兼ね備えています。
モノグラムラインにはベージュ、エピにはグレーや紫、ダミエにはテラコッタなどの様々な美しいカラーが豊富にラインアップされています。最近になってよくバッグ内に付けられているケータイポケットもこの素材を使用することが多くなっています。繊細な感じのタッチなので丈夫なのかしら?と思う方もいるかもしれませんが、実はかなり丈夫で、単品であれば洗濯も可能なんだそうです。アルマニャック・カラー
モノグラムのバッグや小物全般に使われている内装のスタンダード・カラーです。フランス原産のブランディの琥珀色を連想させる味わい深い落ち着きのある色で、使われている素材によって多少色の濃淡はありますが、ベーシック・カラーと言えるでしょう。エボニー・カラー
ダミエ・ラインのコンビネーション・カラーで、ウエスト・エンド等には、蓋の部分
は、スムースレザーが使われていますし、ハンドル等もこの色で統一され、更に、
バッグや小物などの内装のグレイン・レザーもこの色に揃えられています。ヴィジョネア
毎回テーマを設定し、コラボレーションによって生まれるニューヨーク発行のヴィジュアル誌です。1991年に創刊されました。6000部ほどしか作られず、1冊ずつシリアルナンバーが付けられています。ルイ・ヴィトンとのコラボレーションは過去2回あります。最初の18号は、モノグラムの封筒型の書類入れに編集長のスティーヴ・ガン氏による画集のナンバーが入っていました。2度目の第30号のテーマは「The Game」でした。モノグラムがプリントされたプラスティック製のケースに、5名のアーティストたちが描いた16個の木製キューブを収納、パズルのような楽しい仕掛けになっています。ルイ・ヴィトンカップ参加7カ国の国旗をプリントした箱や方位磁針にも遊び心がうかがえます。
カタログ
直営店で購入できることを案外知らない方もいるようです。毎年発行され、価格改定があって、年に3回発行されたこともありました。お店に積み上げてあるわけではありませんので、店員さんに「カタログを購入したいのですが」と言うと奥から持ってきてくれます。税抜きで1000円です。カデナ
ヴィトンの多くのバッグに付属されている南京錠、鍵、スペアキーの3点セットのことです。カード・スロット
財布などのカード入れ。古いタイプのお財布には、あまり装備されてないものですが、
カード社会の到来によって、全ての財布に用意されています。限定品
フランスのサンジェルマン店でしか買えないというショップ限定アイテムや、ワールドカップサッカーの際に発売されたサッカーボールなど、文字通り限られて発売されるアイテムのことです。他に、ブラジル建国500周年を記念した世界で500個だけの「カバ・ブラジル」、モナコ公国700年記念の真紅のエピのモンスリ、世界で20個だけのスケルトンモノグラムのスティーマー・バッグ、ニーマン・マーカス90周年を記念して発売されたダヌーヴ、世界で1000個のドン・ペリニョン専用のノエ、フランス限定850個のアクセサリー・ケース、世界で100個のシルバーのカフリングなど、いろいろあります。グリーン・クロス・レザー
現在のタイガ・ラインの前身・名称。カラーの説明にはブロンズ・グリーンと言う
使い方をされていました。その後、タイガラインが完成されてからは、アイテムは統
合されましたが、グリーン・クロスとして登場した物は、そのままの商品番号でタイ
ガラインにラインナップされました。
顧客
ルイ・ヴィトンのショップがオープンする際のイヴニング・パーティーへの招待や、毎年クリスマスシーズンにギフトがプレゼントされるなどのスペシャルな待遇を受けられる人たちのことを言います。VIPのことですね。
ゴート・スキン
70〜80年代に製造されていたソフトタイプのバッグのパイピングや、薄く加工された小物のポケットの内張等に使われたりしたヤギ革のことです。
さ
サドルステッチ
ハードラゲージの補強部やソフトラゲージのハンドル部分は、いかにも堅牢そうな黄色の糸でステッチされています(古いアイテムは糸が白いものもありますが)。これがルイ・ヴィトンの伝統技術として今日まで受け継がれているサドル・ステッチです。このステッチは完全な手作業でないとできません。ミシン縫いに比べるとはるかに手間がかかりますが、ヴィトンがこの縫い方にこだわるのには理由があります。ミシン縫いの場合、上糸は表面のみ、下糸は裏面のみを縫い上げていきますが、これだといったんステッチが切れると、するすると連鎖的に縫い目がほつれてしまうのです。ところがサドルステッチは1本の糸の両端にそれぞれ針を差し、2本の糸が8の字を描くように交互にクロスして縫われていきますので、片方の糸がほつれたとしてももう1本の糸が縫い目をホールドしているので、縫合部がゆるむということがないのです。
さらに、ミシンでは縫う際の力の入れ方は均一になってしまいますが、サドルステッチはラゲージの角や先端といった縫い目に負荷のかかる部分を微妙に調節して縫っていくことができます。これだけは長年の職人の勘に頼るしかありません。こういsた熟練した技術を習得している職人の数はごく限られていますが、今日でもルイ・ヴィトンのアトリエでは昔と変わらず一点一点ハンドメイドによるサドルステッチで丁寧にバッグが作られているのです。
スペシャル・オーダー
3種類あります。カタログに載っているけれども顧客のリクエストで特別に工場に注文する「リクエスト・オーダー」、カタログの商品を基に外側の素材、ライニング、付属品の変更などを行う「オプショナル・オーダー」、全く新しいデザインを起こす「クリエーション・オーダー」の3つです。
スペシャルオーダーだからといって、どんな注文にも応じてくれるわけではありません。たとえたった1つでも「ルイ・ヴィトン」の名前のもとに出せないと判断が下れば受けることはないのです。また、従来にない色をオーダーするといったような、そのためだけに素材を開発しなければならないようなものも駄目です。
オプショナル・オーダーの場合、主に製造上の理由から、かなりの制限がもうけられています。モノグラムのダミエ化やエピ化は多くのアイテムで可能ですが、逆のダミエのモノグラム化はほとんど対応していません。モノグラムやダミエからのヴェルニ化も不可です。新作も発表になってから一定期間の後でないとスペシャルオーダーはできません。
お財布などの小物類は、国内ではオーダーできません。
支払いは、オーダー時に半額、受取時に半額です。
ちなみに、定番ラインの他にも、ノマド、ヌメ革、エキゾチックレザーラインの生地(たとえばワニ革とか)を使った素材変更も可能です。ルイ・ヴィトンにはスペシャルオーダーの価格のリストがあって、人気の素材への変更や色違いなどのオーダーについては、その場で価格を教えてもらえます。また、価格表にない場合はフランスで検討され、オーダー可能な場合は申し込みを受けてから3ヶ月後に費用の見積もりが出されることになっています。
日本人が注文したスペシャル・オーダー品には、茶道の家元の野点セットのケース、テディ・ベアを作るためのお裁縫道具セットのケースなどがあります。製造番号
ルイ・ヴィトンの製品には、生産された工場や生産年度を示す製造番号が必ずどこかに刻印されています。80年より番号の刻印が始まり、アルファベットが併記されるようになったのは、85年位からです。89年からは、8901から8912まで全て4桁の配列になり、90年からは交互に数字を並べて判読できるようになりました。解読方法についてはこちらをご覧ください。底鋲
バケツバッグの底などについている突出した金具のことです。安定性をはかったり、大切なバッグを汚れやキズから守ってくれる役目をしてくれます。
た
チャレンジ
軽さと丈夫さを目指して、新素材である強化プラスチックで作られた赤いトランク。なんとか作ったものの、結局重量は軽くできなかったという失敗作で、幻のトランクとなっています。その他のアイテムには、トランクと同色のトアル地で作られた、ソフト・タイプのバッグが3アイテム販売されましたが、これ等は全て91年で廃番になり、カタログから姿を消しました
Dリング
キーリングやアクセサリー・ポーチを取り付けるためのリングのことです。使用頻度は低いと思われますが、現在のほとんどのバッグに付属しています。バケツバッグのDリングについているチェーンは、リングからとりはずすことができません。
な
ネームタグ
ヌメ革製の名札です。ヌメ革の間にあるビニール製のポケットに名前を入れて持ち主を明確にするためのパーツです。大型バッグやキャリアーに多く付属されていて、たいてい一緒にポワニエも付いています。ヌメ革
タンニン(植物の渋)でなめしていて、人工的な染色や塗料で仕上げていないナチュラルレザーのこと。時間とともにアメ色になる理由は、なめす時に使われるタンニンがお茶にも含まれている成分で、酸化するにつれて茶色く変化する性質を持っているから。お茶の入った湯飲みを放っておくと茶シブがつくのと同じ原理です。ノベルティ
直営店オープン記念やイベントなどで特別な顧客に配られる非売品のことです。定番商品のサイズや色をアレンジしたものから、オリジナリティあふれたものまで様々です。グラフィティのロゴ入りTシャツ、缶ジュースケース、トランプ、キーリング、アロマキャンドル、ブレスレット、メモ・パッド、チョコレート、封筒型名刺入れ、ペンケース、ポーチ、ポケットチーフなど、ほんとにいろいろあります。
は
廃番
新しいデザインを次々に発表していくルイ・ヴィトンですが、当然のことながら惜しまれながら姿を消していくものもあります。生産がうち切られ、廃番となってしまったアイテムは現存する物だけとなり、熱心なコレクターやファンの間で重宝されるにとどまっています。これら廃番品はヴィトンの歴史を語る生き証人でもあるわけで、現行モデルの前バージョンであったりモデルになったりしたものも多数あります。パドロック
バッグに付いている南京錠と鍵のことです。ハラコ
ダミエ・ソバージュのメインの素材です。妊娠している牛の胎内から取り出した仔牛から採れる革で、牛革に毛がついたまま加工されるのが特徴です。パリ本店
1953年にマルソー通りにオープンしています。最近は日本を含む各国からの買い物客で、整理券を配布するほどの混雑ぶりだそうです。ピッグ・スキン
豚革です。70〜80年代中頃まで、多くのアイテムに使われていました。皮革の表面に毛穴が確認できるのが特徴です。小物に限らず、ハンドバッグやソフトタイプのショルダーバッグなどのトリミング部分に使用されました。また、擦れに強く丈夫なので、其々に応じたコンディションの物が内装に使われています。ファスナープル
ファスナーに付いたツマミ部分のことです。バッグの雰囲気に合わせて種類も豊富に揃っています。スピーディなどに見られるヌメ革製、こぶりの南京錠をモチーフにしたイミテーション・キーなど。最近のバッグには四角い細長いタイプが多く使われています。防水加工
コスメバッグやポーチ類の内側には、キャンバス地に特殊加工をほどこした防水加工の素材が使われています。人気のドーヴィル、スポンティーニ、エピのリヴィエラなどは化粧ケースというコンセプトから作られているので、この加工が採用され、より機能性に富んだものとなっています。ボックス・カーフ
70〜80年代中頃にかけて、小物を中心に使われていたスムース・レザーです。生後3ヶ月以内の子牛の革をクロムなめしにした、非常にキメの細かい高級感ある素材です。色はとても深みのある焦げ茶色です。同じ品番の財布で、内張がボックス・カーフ、ピッグスキン、モノグラムトワル地と、バリエーションがそろっていたものがありました。ポワニエ
キーポル等についているベルト状の用具で、2本の持ち手をまとめるのに使われます。単なるアクセサリーではなくちゃんとした役割があるのです。
ま
ミレニアム・コレクション
1999年に発売されたコレクションです。ブラックライトに当たるとモノグラムが浮かび上がるという素材「サイバー・エピ」が登場し、手帳「デイ・ミーツ・ナイト」や「グッドラックブレス」で使用されました。他に、スケルトンタイプのメッセージボックス「ミニ・トランク2000」があります。モエ・ヘネシー(LVMH)
ドン・ペリニョンで有名なモエ・ヘネシー社とヘネシーコニャック社という2大アルコールブランドが合併して作られた会社です。ルイ・ヴィトンを買収したのは1987年で、以後も様々なブランドを吸収し、わずか15年で世界一の巨大ブランド産業に成長しました。つまり、ヴィトンの親会社ということですね。グループの会社には蒸留酒部門にヘネシー、モエ・エ・シャンドンャン、ヴーヴ・グリコ・ボンサルダン、クリュッグ、ポメリー、メルシエ、ルイナール、シャトー・ディケム、ハイン、高級化粧品部門にディオール、ゲラン、ジバンシィ、ハード・キャンディ、ケンゾー、ベネフィット、メークアップ・フォーエバー、アーバン・ディケイ、フレッシュ、プリス、時計貴金属部門にタグ・ホイヤー、エベル、ゼニス、ショーメ、フレッド、オマス、ファッション・レザーグッズ部門にルイ・ヴィトン、ロエベ、セリーヌ、ベルルッティ、クリスチャン・ディオール、ジバンシィ・クチュール、ケンゾー・クチュール、クリスチャン・ラクロワ、エミリオ・プッチ、フェンディ、ダナ・キャラン、トーマス・ピンク、セレクティブ・リーディング部門にDFS、ル・ボン・マルシェ、セフォラ、マイアミクルーズライン、ラ・サマリテーヌがあります。現在、LVMHグループは全体の売り上げが1兆円以上と言われる超巨大企業。ルイ・ヴィトン・ジャパンだけでも売り上げは1,357億円【2002年12月期】です。
や
USAモデル
昨年(2001年)まで、アメリカで独自のデザインの製品が発売されていました。フランス製のものとはラインナップを全く異にしていて、個性的で機能的なアイテムがいろいろあったのですが、現在では北米でも入手できません。がま口タイプの長財布「コンチネンタル・クラッチ」が代表的なアイテムです。
ら
ルイ・ヴィトンカップ
世界最高峰のヨットレース「アメリカズ・カップ」への挑戦艇を決めるレースです。ルイ・ヴィトンは1983年にこのレースのスポンサーになりました。ルイ・ヴィトンニュース
春夏と秋冬のシーズン中2回、ブティックに置かれるルイ・ヴィトンのブックレットです。近況ニュースなど、インパクトある記事がセンスよく掲載されています。お店に行って積んであったら、只でもらってくることができます。レジン
プラスティック樹脂のことです。99年に発売されたエピラインの新シリーズ「エピZ」の全アイテムに付属するパーツで、主にハンドルやループの部分に使われています。栓抜きのような形をしている独特のデザインが人気をよんでいます。ループ
ストラップを通して固定する輪穴のことです。ポシェット・ツインの内側に付いていますよね。ストラップをつけたりはずしたり2ウェイで持てるので便利なものです。